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「金利のある世界」の住宅ローン

2024年は金融市場において大きな動きのある年となりました
2024年3月19日に日銀はマイナス金利政策の解除を発表し、7月31に実際に政策金利を0.25%としました
マイナス金利政策がスタートしたのは2016年1月
それ以前のゼロ金利政策がスタートしたのは1999年のことです
日本においては約25年間「金利の無い世界」が続いていました
2024年7月よりついに「金利のある世界」が始まったということになります
もちろん、預貯金の金利も上昇しておりますのでメリットもありますが
これからおうち作りをお考えの方には住宅ローン金利がこれからどうなるのか
ご不安を感じられる方も多いかと思います
今後の金利の動向の予測することはできませんが、ここであらためて変動金利住宅ローンの「5年ルール」と「125%ルール」について振り返りたいと思います
変動金利の住宅ローンはほとんどの金融機関で半年に1回金利の見直しが行われます(多くは4月と10月に)
ただ、半年ごとに返済額も変わるのであれば上がったり下がったりでわかりにくい
上がったことに気づかずにうっかり残高不足になってしまった
などの不便が生じます
そこで、金利は半年ごとに見直しをするが毎月の返済額は5年間は変わらない
これが「5年ルール」です
さらに5年後に返済額が上がる場合にも、その直前の返済額に対しての上昇を25%までに抑える
これを「125%ルール」といいます
この2つのルールで返済額の大幅かつ頻繁な上昇が抑えられています
※ルールを適用していない金融機関もありますのでご注意ください
次回のブログでは、この2つのルールについての注意点をご説明します
これからの住宅ローン選び、どこで借りたらいいのかわからない
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