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吹き抜けたい
みなさんこんにちは。
夏の暑さが顔を出し始めていますね。
今日は家づくりにおいて考えの1つとなる吹き抜けについてです。
リビングを吹き抜けにすることは最近人気であり、取り入れる方も増えていますが、
今回はそのメリットとデメリットを紹介します。
◇メリット
①開放感がある
吹き抜けがあることで、広々として開放感があります。
天井がないため、上をさえぎるものがありません。
天井が高いと、空間の容積も大きくなりとても広く感じます。
土地の坪数などにより、少し小さい家を作ることになったとしても、
吹き抜けにすることで、窮屈な印象をなくすこともできます。
②室内が明るくなる
吹き抜けの場合、上に窓を取り入れることで
室内への光が増え、明るくなります。
日中は電気を付けなくても十分な明るさを確保できます。
住宅密集地や、隣の家との距離が近く、太陽の光が遮られる場合や、
南側からの採光が難しい場合などは、吹き抜けにすることで
日光を取り入れることが可能です。
③コミュニケーションが取りやすい
吹き抜けにすることで、1階と2階がつながり、
家族のコミュニケーションが取りやすくなります。
1階にいても、2階にいる子供の様子を感じられたりなど、
家族の温かみを作れることでしょう。
◇デメリット
①2階の面積が少なくなる
吹き抜けの場合、2階部分の面積が少なくなります。
2階部分にもこだわりを持ち、広くしたいとなっても、
床面積が限られるため、部屋数なども減ってしまいます。
家族の人数や、作りたい部屋数を意識して吹き抜けを取り入れるか
検討することがよろしいでしょう。
②空調が効きづらい
基本的に暖かい空気は上にたまり、冷たい空気は下にたまる性質があります。
そのため、冬は寒く夏は暑いのではないかと思うかもしれません。
そのため、吹き抜けの場合は基本上部にファンを取り入れ、
空気が循環する流れを作ります。
また、全館空調を取り入れることでも温度問題を解消できます。
③メンテナンスが大変
吹き抜けの場合、高い位置に照明やファンがあるため、
メンテナンスや掃除がしにくいといったデメリットもあります。
定期的に業者にメンテナンスや掃除を頼むなど、対策が必要となります。
このよいに吹き抜けにはメリットとデメリットが存在します。
吹き抜けに魅力を感じる方も多いかもしれませんが、家族構成や希望する間取りを意識しながら検討するのが大事になります。