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被災したらやること
先日の大雨での水害により被害に遭われた皆様に、心からお見舞い申し上げます。
今回のテーマ
「大雨による洪水、浸水で被災したらやること」
異常気象が当たり前になっている現在、
洪水被害・床上浸水・床下浸水などは他人事ではありません。
「ハザードマップでは大丈夫」
「今までは大丈夫だったから大丈夫」
などというのが通用しなくなってきています。
「知らなくて・やらなくて、お金を受け取ることができなかった」
ということが多々あります。
下記には、そのようなことをなるべく減らせるように
やることをまとめましたので参考にしてみてください。
①電気・ガス・水道の確認
・ブレーカーは落ちているのか
ブレーカーが落ちている場合は漏電の可能性があります。
携帯電話が通じる場合、契約している電力会社に連絡してください。
・ガス漏れを起こしていないか
ガスの臭いがしたらすぐに自宅から離れて消防署へ連絡してください。
・断水を起こしていないか
水が出ない場合は役所に連絡してください。
復旧後は水が汚れていることがあるため、
しばらく水を出しっぱなしにしてください。
②写真を撮る
被災したマイホームを見たくはないと思いますが、
記録を残すという意味で撮影は非常に大事です。
被災者生活再建支援金の申請時や
火災保険の保険金申請時に必要となってきます。
【家の外】
・4方向から撮る
・浸水の深さがわかるように、メジャーなどをあて撮る
【家の中】
・被災した部屋の全体を撮る
・被災した箇所を近くから撮る
③泥をかき出す
床上浸水になると、大概は家の中が泥だらけになってしまいます。
洪水吾は非常に汚い泥や破片物などでケガをしやすいので
服装にも十分気を付けましょう。
④家具・家財を片付ける
浸水被害にあった家具や家財は
全て災害ごみとして処分します。
まだ使えそうに見えても内部が腐っていたり
汚れたりしているので要注意です。
家の外に運び出しておいて、
役所から災害ごみの収集案内が来るまで待ちましょう。
⑤車を片付ける
床上浸水だと、大概の車は廃車になります。
購入先やJAFに相談し回収してもらうか、
代車の用意をしてもらってください。
(ETCカードなど取り忘れにご注意)
⑥家の補修
床上浸水した場所は床も壁も壊して
柱をむき出しにして乾かす必要があります。
家を建てたハウスメーカー・工務店に連絡し指示を受けてください。
また、工務店や大工さんに相談し
補修に係る費用の見積もりを取ることをおすすめいたします。
⑦罹災証明書の取得
・被災者生活再建支援金の受給
・税金や保険料の減免・猶予
・住宅応急修理制度の利用
・災害援護資金の利用
・その他
上記のように、罹災証明書を取得するメリットはかなりあります。
取得までの流れ
1.役所に申請
2.調査員による被害調査
3.罹災証明書の交付
⑧保険金の申請
被災後の生活を立て直すためにも
保険金はしっかりと受け取っておきましょう。
確認すべき保険は
1.火災保険
「水災」が条件に含まれているかどうかを確認してください。
含まれている場合のみ対象となります。
2.自動車保険
「車両保険」がついているかどうかを確認してください。
ついている場合のみ対象となります。
「今」は色々なことが起こりえる時代ですね。
マイホームにかかることは何でも相談ください!