blog

blog

家の歴史

家の歴史

みなさんこんにちは!

6月も今日で最後となりました。

明日かからは7月になりますね。

今年も残すところ半年。早いものです。

今日はいつもと違った観点からお話をします。

 

 

先日、家について次はどういったブログを書こうかなと考えていたところ、

そもそも「家」という漢字はなぜ「家」になったのかが気になりました。

普段当たり前のように「家」と口にしているが、私はその「家」の歴史を

何も知らずに発言していたことに気づき、すぐに調べました。

 

すると、思っていたものとは全然違った歴史がそこにはあったのです。

 

 

【家の成り立ち】

 

「家」という漢字は宀に豕と書きます。

宀については象形文字であり、山の形をした屋根を持つ家の象形から

宀という漢字が成り立ちました。

 

宀の下にある豕は「豚」を意味しております。

屋根の下に豚。どういった意味なのでしょうか。

 

昔、家は先祖を祭る神聖な建物であり、豚を生贄に捧げる風習がありました。

その方法はとても残酷であり、まず豚の毛をむしります。

その後、4本の足を縛り、豚が暴れないようボコボコにして気絶させます。

家の中に祭壇を作り、気絶した状態の生きた豚を祭り、儀式が行われます。

 

儀式が終わった後には、またボコボコにされ、火で焼き、

みんなで肉を食べるのです。

豚を犠牲にすることで、

建物は呪術的な力を得て護りのある家になるのだそうです。

 

驚きました。

家を護るためには何かを犠牲にしなければならない。

今では無い儀式ですが、それが由来で「家」の漢字ができたことを考えると

豚への感謝の想いも込められているように感じます。

 

 

由来にはそのほかにも諸説あり、

大切な家畜は一緒に家で住むといった由来もあります。

昔、家畜は一家にとって大切な財産として大事に扱われてきました。

その大切な財産である家畜が盗まれないように、

家畜と一緒に住むのが一般的だったのです。

盗難防止以外にも、何か異変があればすぐに気づけることや、

世話がしやすいなどのメリットもあったのでしょう。

このように、豚は家の漢字になるほど大切な存在だったといえます。

 

 

今まで知らなかった「家」の歴史

そこに関わっていた「豚」の想い

 

これから豚肉を食べる時は、感謝の気持ちをより一層持ちたいと思いました。

 

 

 

ご予約はこちらから!

おうちの買い方相談室に早速相談してみませんか?

  • 相談無料
  • ローン相談
  • 土地探し

0120-663-444

受付時間 9:00~17:30 定休日 水曜日・祝日